
●ニューヨーク●
Nirvana(ニルヴァーナ)
ザガットNY版でも評価が高く、日本のガイドブックにも高い確立で掲載されているインド料理店。
売り物は、高層から見渡せるセントラルパークの景色と、新進気鋭の若き女性シェフが腕を振るう
本格インド料理…だそう。これはカレー好きがだまっているわけがない。さっそくランチ目指して
ビルを探す.
と、そこには、何の変哲もない、いや、むしろうらさびれた雑居ビルが。こんなところに?と疑問を
抱かざるを得ない外観だが、一応、Nirvanaの看板が出ている。守衛のおじさんがいる窓口を横目に、
とりあえずエレベータで最上階へ。
すると、歴史を感じさせるインド料理店が現れた。ほっと一安心…するもつかの間、今度はいやに
店員が少ない。案内役の姿もない。仕方なく、そーっと窓際の席へと向かった。さすがに店員も
気付き、メニューと水を持ってきてくれた。この時、店内には我々のほか白人女性オバ様グループが
一組のみ。少々不安が募る。
さて、売り物の一つ、眺望について検証すると、さすがに素晴らしい。一瞬、はっと息をのむほど
すがすがしい眺めだ。南北に長いセントラルパークが、ずーっと先っぽまで見渡せる。訪れたのが
真冬なので、水墨画のような白黒の眺めだったが、太陽の光がオレンジでいい差し色になっていた。
新緑のころや、紅葉のころは、きっとまた素晴らしいんだろうなと思わせる。
しばし外に目を奪われたあと、思い出したようにメニューを眺める。すると!これがまた驚きだ。
値段が…あまりに高いのである。カレーが一皿25ドル(約3000円)。もちろんライスは別売り。
いくら場所代・景色代をとるとはいえ、これはないんでないかい?と思わず声に出してしまったが、
空腹にはかなわず、インドビールとカレー、タンドリーチキンなどを注文した。
肝心の味であるが、まあ、確かにおいしい。カレーなど、いわゆるインド風のサラサラ、
黄色っぽいカレーだが、スパイシーさの中に上品さも漂わせ、なかなかの一品だ。
しかし…量が少ないのである…
これで25ドルはどう考えてもぼったくり!と思うのは私だけだろうか?
さて、この店。ここまでで十分ぼったくり感が高まっているのだが、
最後のお会計で再度びっくりさせられた。予想していた合計より20%近く高い金額を
請求されたのである。サービス料、テーブルチャージ料?なんだかよくわからないけど、
これには驚いた。最後の最後までやってくれるね、Nirvana。
断っておくが、この店、かなりおいしいし景色もいいし、良い店には違いない。
ただし、財布がかなり潤っていて、なおかつ「高い」ということを理解した上で行かないと、
大変なことになるのだ。
窓の向こう、左がセントラルパークのしげみ。右は
アッパーイースト地区。
手前はタンドリーチキン。
カレー皿は小さいし、ライスも少ないの。
味はいいけどね
30 Central Park.S (bet. 5th & 6th Aves.)