御殿場I.Cを下りて、くねくね道を上へ上へと走ること15分。
仙石原にあるその店は、ぼーっとしていると見落としそうな看板が目印。
看板を見たら左折、すぐにまた看板があり、右折する。
道路両脇に広がる緑が爽やかだ。よく見ると、
左手に黒服のおじさんが立っている。
彼こそが、この「アルベルゴ・バンブー」の門番さんなのだった!
丁寧に「駐車場は少し先の右手です」と案内してくれる。
門番のいるお店なんて、初めて。すでに胸が高鳴っている。
駐車場は空き地を利用したような感じで、結構広く、15台くらいは入れそう。


再び門番のもとへ戻る。白い洋館がドンと控えている。庭を見ると木々が茂り、手入れされた花が咲き乱れ…写真をとらずにはいられない。
洋館の中へは、外の階段をのぼってゆく。手すりがロマンチックで、一歩一歩、ワクワク
しながらのぼってゆく。ここが箱根であることをすっかり忘れてしまうような…
そう、まるでヨーロッパの避暑地(言い過ぎ?)
上りきると、また庭がひらけ、洋館の重厚なドアの中にはロビーがあった。食事する人の姿はまだ見えない。
ロビーがまた素敵で、暖炉があったり、外のテラス席にもつながっている。
ここで待っていると、名前を呼ばれ、いよいよメインダイニングへと向かった。



これがまあ、イタリアの富豪の邸宅にでも
招かれたような雰囲気。
高い天井に、ゆったりと並べられた円卓とイス。
色も優しいクリーム色で落ち着いている。
お嬢様気分、ここでさらに高まるのだ!

メニューは3コースあり、
「時間のない方へ」3500円コース、
「おすすめ」の4500円コース、
さらに6500円コースまである。
3500円は、前菜・パン・パスタ・デザート・コーヒー。
4500円は、それにメインディッシュが付く。パスタと
デザートの内容も微妙に違う。
6500円は、メインが2品になる。
我々は、せっかくだから…と4500円を選んだ。メインは魚・肉数種類のメニューから選ぶ事ができ、メニューによっては
プラス500円など、追加料金が必要だ。
ドリンクもなかなか豊富。ワインリストにはたーくさんの銘柄が
ズラリ。ワイン好きにはたまらないでしょう。今回はドライブの
ため、軽いグラスシャンパンにしておいたが、
ゆっくり飲むなら1本とりたいところ。



さて前菜。なんとバイキング形式(おしゃれに言うとブッフェ)なのだ。
けっこう大きめのお皿に、生ハム、モッツアレラチーズ、ナスのオリーブ漬け、
スティックサラダ、冷たいスープなどなど20種類くらいの中から選び放題、取り放題!
かなりのボリュームも可能なのだ。しかし、取りすぎは禁物。
ここでお腹を膨らませすぎると…あとはわかりますね?!
続いてはパスタ。お上品な少なめサイズがありがたい(すでに前菜とパンで結構なお腹に
なっていたので…)緑色の平麺(タリアテッレ)に、プチトマトとイカが入っている
あっさりめのお味。とてもおいしい!



メインディッシュ。KIMIはスズキのトルティーノ。スズキのソテーに、香ばしいポテトの
千切りフライ?がのっているものだ。これもあっさり目でおいしい。
KAOがオーダーしたのは、和牛フィレのピザ風味。やわらかーく焼いたフィレ肉に、チーズとトマトソースをかけてこんがり焼いたもので、これが本当においしい。感激。
すでに満腹に近い状態だったにもかかわらず、ぺろりと平らげる!
しめはデザート。「びわのコンポート バニラアイス添え。
びわってあまり食べる機会がないけれど、ジューシーで甘くておいしかった
添えられたアイスが、バニラビーンズが効いてコクのある一品。
ドリンクも、ホットコーヒー、ホット紅茶だけじゃなく、いろいろ選べたのでうれしかった。
ちなみに私の定番・アイスオレも美味でした。
・・・と言うように、お料理は文句ナシにおいしい。それを上回るくらいに、窓の外に広がる緑が
すごくいい。ここは、よく晴れた日のランチに来るのが絶対にいい。
風にさわさわそよぐ緑を眺めているだけで、もう、それだけで幸せ…

忘れてはならないスポットが、地下にあるトイレ。
トイレと呼ぶのが間違ってると思えるくらい、素敵なお部屋
なのだ。一見の価値あり。
食事にたっぷり2時間かけて、お腹いっぱいになったあと、
庭の散策へ。テラコッタの鉢に植えられた花たちや、
庭に置かれたオブジェ、それに結婚式用のチャペルもあった。そして、庭から見る外観の美しさに、改めて感動させられた。
都心からわずか2時間余りの場所に用意された、
この素晴らしき空間。ゆっくりと時を過ごす、この贅沢よ!!

